6月の終わり頃、
はぐれメタルんの保育園の樹から落下したであろうヒナが道路の片隅で震えていた。。。
上を見上げると、親鳥らしき鳥の鳴き声が異様に大きい。
キャンパー「何が起こったんだ?」
取り合えず、ヒナが落っこちたんだろうと思い、保育園の敷地内の樹でもあるので、先生を呼んでみると、
先生「さっきカラスが騒がしく飛んでいて、それでおちたんじゃないかな?。。。昨日も、その前の日も1羽ずつ落ちた亡骸があったんですよ。。。多分、あの巣の最後の1羽です。。。」
キャンパー「戻せないんですか?幸いまだ親鳥いるし。」
先生「保育園ん方ではどうにも。。。」
キャンパー「取り合えず、まずははぐれメタルンの意見も聞いてみたいな。。。(お迎えに行ってきまーす。)」
しばらくして、はぐれメタルンの反応は「どうしたら自然となるの?」
大人一同「自然か。。。。。」
難しい質問が来ましたね。
戻してあげることもしないで、見てむぬふりが一番自然に近いのかな。。。
子どもの前でそれが正しいと教えるのか?自然が相手だから?
後で知ったことなのですが、
野鳥を保護することは法律上禁止をされています。
けれど、世の中には何かのきっかけで保護し自然に帰れる日まで育てて、自然に返す話を沢山聞きました。
聞いたから、いいとか、悪いとか、ではないんですが、
自然と共存がテーマの家族には、どちらも正しいので迷います。
果たして、どうしたら。。。
市に問い合わせ、
「巣に戻してください。。。」
キャンパー「巣ですか?20m上ですよ?!」
「巣に戻して欲しいんです。」
話になりませんでした。
戻す最中に、自分もろとも落下したら、痛いでは済まない高さなんですが。。。
戻すために、カゴに入れ。。。
やっぱり木登りは出来ませんでした。
置いて帰るにも帰れず。。。
ゴジランとはぐれメタルンと話、
『立派になって森に帰ってもらおう!』
と言う目標が立てられました。
キャンパー「野鳥の保護は法律で禁止されててね、人間が手を出さないでって決まってるんだよ。」
ゴジラン「人間は自然を自分たちの便利に壊してるのに?」
はぐれメタルン「困っている人を助けるのは、いけない事なの?」
うーん。大人の理由で片付けられない問題になった。。。